おなじゆめをみて

主に丈一郎くんと関西Jr.についての覚え書き

少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達

いまひとつ話が分からないので、メモと記憶を頼りに話を整理してみます。

 2015年の少年たち。OP以降。セリフはニュアンスです。

囚人

 赤チーム:西畑(リーダー) 正門 小島 赤名 大西(新入り・日記係)

 青チーム:向井(リーダー) 藤原 大橋 リチャード 朝田

看守長:龍太
やさしい看守:今江 末澤
看守:林 古謝 福井 福本 石澤 毛利 吉野 吉岡 大谷

 

少年たち

向井「今も昔も俺たちは夢を追い、争い続ける。いつの時代も繰り広げられる無意味な争い。」

西畑「誰かのために命を落とすやつもおれば、それに救われるやつもおる。俺たちの心は今も燃え続けている。この狭い世界に閉じ込められた俺たちは、争うことでしか」

向井・西畑「この怒りを鎮めることはできないんだ…!」

ここは刑務所。さまざまな理由でここにいる少年たちは、赤と青の二つの房に分かれて収監されている。お互いをライバル視し、喧嘩に明け暮れる日々。

丈「どうやら体に教えな分からんみたいやなぁ?」
赤名「おう、教えてくれや」
朝田「授業料高ぉつくぞ!」
大橋「勝負じゃ!」

 

今日もいつものように喧嘩が始まり、それを止める看守たち。
「喧嘩をしたやつは独房に入れる!」
「ケンカ?ケンカじゃなくてただのトレーニングですって!」
丈「俺たちそこまで、バカじゃないんすよ」
真鳥「黙れ!威勢がいいのもいい加減にしろ。ここは毎日が地獄やということを、忘れるな!」
 
♪俺たちは上等
 
看守長が登場。
看守長「風紀を乱すものは独房送り。ここでは俺がルールや。国が他国と争ってるこのご時勢にお前らは呑気に暮らしてることを忘れるな。」みたいな。
 
冷酷な看守長を筆頭に、看守たちによる理不尽な暴力によって管理・統制されている刑務所。
 

それぞれの事情

大西の日記:8月4日。いつものような喧嘩。いつものような揉め事。何もかもがゲームみたいだ。
 
ブランコに乗る新入り、大西。
そこね赤チームの4人が登場。ブランコに乗る順番が決まっていることを知らず、乗ってしまった新参者大西を諌める赤チームトリオ(正門・小島・赤名)。
 
西畑「お前、新入りか?俺は西畑。お前の名前は?」
大西「大西です。で、どうにもならなそうなこの3人は?」
正門・小島・赤名「ハァ!?」
正門「俺は正門」
小島「俺は小島や」
赤名「俺は赤名じゃ!3人合わせて!」→3人それぞれ別の3人組(我が家とかネプチューンとか)を言う回替わりネタ。3人組じゃなかったり、みんな揃うパターンもあったり。
 
西畑「こんな腰抜けが、ここに何して来た?」
大西「孤児院で育てられて、親の悪口言われて言ったやつ殴って…!」
大西「西畑はなんでここに?」
西畑「まぁ、おいおい話すわ」
小島「おいおいおい!そこは俺様のベンチや!」
西畑「おい、お前ら。絶対に言うなよ?小島が、嘘の下手な詐欺師やってこと!(笑)」
♪僕に聞くのかい
西畑「まぁここはいろんな事情で来てるやつがおる。なあ、正門?こいつは親を刺した。酔っ払ってお袋さんを殴る親父さんを止めたんやと。」
正門「そしたら俺も殴られて。気付いた時には…血の付いた包丁を握りしめてた。」
西畑「こいつはチャリンコ泥棒」
赤名「5台やぞ、5台!しかもな、盗んだチャリンコで高速道路つっぱしったったんや!…すぐ捕まってもうたけどなぁ!」
 

告白

大西の日記:8月10日。こんな僕にも初めて仲間ができた!でも塀の外では戦争。この塀の中で平和な暮らしを見つけていきたい。
 
看守長・看守登場。揃った動きで統率の取れている看守たち。
♪轟
真鳥「勝手な真似は絶対に許さん。殴れ。二度と反抗できないように叩きのめせ。打ちのめしてやれ!」
龍太「徹底的にやれ。手加減はするな!」
古謝「囚人たちから片時も目を離すな。反抗したやつは独房に入れろ!」
看守「「ラジャ!」」
毛利「殴れ!血反吐を吐くまで殴りつけろ!」
末澤「刑務所内の治安を維持し、囚人たちを制圧する。それが我々の使命だ。従わぬ者は排除する!」
今江「締め上げるんや!根性を叩き直せ!」
大晴「地獄を見せてやれ。やれ。やるんや!」
宏志朗「奴隷や!あいつらは俺たちの奴隷や!」
龍太「情けはかけるな。そんなものは必要無い。あいつらは虫けら以下だ。殴れ。蹴り上げろ!」
 
暴力によって囚人を制圧しようとする、統率の取れた看守。看守たちが捌け、青チームが順に登場、自分たちの抱える思いを告白する。
 
向井「ある日突然俺が大事にしていた絆がぷちんと音を立てて切れた。俺の人生は狂い始めた。ひとりの男が俺の目の前から消えた。人生で最も惨酷な瞬間。俺は地獄に突き落とされた。」
朝田「みんな分かってへん!人にはそれぞれ器ってもんがある。それを超えることはできひんねん。でもな、それが間違いの元や。他人の期待に応えることなんて、できひんねん!」
リチャ「手前、旅中の者でございます。粗忽者ゆえ、前後間違いましたる節は、まっぴらご容赦願います。向かいましたるお兄いさんには、初のお目見えと心得ます。手前、生国は大日本帝国、生駒の尾根の吹き降ろし。大阪は石切で御座います。姓は草間、名はリチャード。メリケン風な名前では御座いますが、以後、万事万端、お願いなんして、ざっくばらんにお頼申します。渡世に生きた、それがあっしの全て。」
大橋「人にはそれぞれ才能ってもんがある。勉強ができるやつ。スポーツができるやつ。…俺の才能はこの手ぇや。素早く人の懐から物を奪うこの腕。その才能を使っただけのことや。」
朝田「ここはマトモなやつがくるとこじゃない」
大橋「マトモってなんやねん!胸にバッジを付けたやつがまともなんか?一流の大学に入ったやつがまともなんか?親になったやつがまともなんか!?お前はまともなんか!?」
藤原「分かってへんなァ!俺はマトモやからここへ来た。そう思ってるよ。」
朝田「マトモじゃないわ!」
藤原「お前みたいにおつむの弱いやつにはわからんねん。…お前はなにをした?」
朝田「ほっといてくれ」
藤原「お前はなにをした?」
リチャ「兄貴への恩を返さず人を殺めた」
藤原「お前はなにをした?」
大橋「かたっぱしから盗みをした」
藤原「向井、お前は何をした!」
向井「お前らには関係ない!!!」
 
大西と向井。
大西「来る日も来る日もケンカと言い争い。ここじゃ相手には困らんねん。なぁ、向井はなんでここに?」
向井「不思議なやつやなぁ、お前。俺はサラ金に押し入ってそこにいたやつをバットで殴った。人生は悲劇の連続や。人生って生まれた時から天国行きとか地獄行きとかが決まってんねやろな」
大西「そんな考え方生きてる意味ないやん」
向井「生きてる意味?俺は目指してたんや、歌い手になることを。」
大西「おってんな、お前の歌が好きな人が。応援してくれるお母さんのために音楽やってるんやね!」
向井「音楽とは縁を切った。お袋の病気のために金が必要やったからな。お袋は病気で死んだ。まだ40ちょいやぞ?全部お袋を捨てたおっさんとその息子のせいや。あいつらと俺とはなにが違う!?お袋の人生って、俺の人生ってなんなんやろな」
大西「人生が短いのは悲劇じゃない。人は愛されるために生きてんねん。大切なんは、生まれてきて誰に出会ったか、出会った人の中でどう生かされていくか。向井の心の中でお母さんも生きてる。」
向井「なぁお袋、今からでも遅くないかな?風に乗って届くかな?俺の思い…届けてくれ!」
 ♪嗚呼思春期で青チーム登場。朝田くんはドラム。
曲中叫び
朝田「俺の想いを飛ばしてやりたい。この風に乗せてなぁ!大空の彼方で、夢を掴んでやるんや!(ドラムを叩きながら)」
藤原「ここじゃ風なんて吹きやせえへん。風が吹いてこの嫌な気分を吹き飛ばしてくれたらええねんけどなあ!」
大橋「俺は一等賞とったことない!これからだって縁が無いんやろうな」
リチャ「ちょっとした間違いが人の人生を狂わせる。一度狂い始めた人生は、もう元に戻りやしねぇ!」
 

西畑の事情

西畑大西で掃除当番。モップ掛けをする。
出てくる時に、西畑「今日はべっぴんさんが多いなあ!」大西「そうかな?」みたいなアドリブあり。
 
掃除をせずに座り込む大西。
西畑「俺みたいに模範囚にならな早くここから出られへんで?」
大西「俺べつにはよ出たいとか思わへんねん。前に言ってたやろ?なんで西畑がここに来たか、おいおい話すって」
西畑「親が離婚して俺と弟は親父に引き取られたん。親父は知り合いに騙されて商売に失敗して借金つくって、夜逃げ同然で逃げた。…ある日突然家族が半分になった。俺は学校をやめて働いた。でも親父は追い詰められて、俺と弟に暴力を振るい始めた。俺は耐えられたけど、弟にだけは手出しはさせへん…!やめてくれ!俺は生まれて初めて親父を殴った!…ある日仕事から帰ると親父は首をつっていた。借金取りにみつかったらしい。弟は冷たくなった親父の体をだきしめながら、意味もわからず泣いていた。『これじゃあ取り立てできねぇだろうが』借金取りが親父ごと弟を蹴り飛ばした。俺は飛びかかった!拳の骨が折れるまで、相手を殴り続けた!」
大西「…弟さんは今どうしてるん?」
西畑「施設に預けられてる」
大西「寂しいぞ、ひとりは。おはようも、おやすみも言う相手おらんねん。」
西畑「俺はもうすぐここを出る。それまでの辛抱や!ここを出たら一緒に暮らす。あんま行儀ええほうやないけど、がんばってんねんぞ?」
大西「外の世界は戦争や争いで溢れてる。弟さん心配やな」
西畑「そんな争い、みーんな無くなってもうたらええねんけどな!」
 
1階通路お立ち台に弟(道枝高橋長尾ローテ)が登場。
 
弟「お兄ちゃん、心配せんとって!俺は大丈夫やから。お兄ちゃんが帰ってくんの待ってるから!」
 

一芸バトル

上手から赤、下手から青チームがでてくる。
大橋「おい、そこどけ」
正門「おまえこそそこどけ」
朝田「正門、お前最近調子乗ってるらしいなあ?」
正門「は?」
丈「名前に赤がついてるからって赤チームおるんちゃうぞ!」
赤名「青チーム入ったら紫なるやろがい!」(アドリブ)
リチャ「(アドリブ)」
小島「なんや、青チームと揉めてるんか?」
 
たまには喧嘩じゃない方法で戦おうや!ってことで、各チームの代表者による一芸バトル。
丈リチャ:漫才、朝田:絵、大橋:何か一発芸
正門:ギター、小島:絵、赤名:ものまね?
 
ローテというか回替わり。勝敗は毎回ドロー。
誰か「新入りの大西はなにかできることないん?」→突然鳴り出す音楽→大西「勝手に体が!」→ロックダンスを踊りだす大西→大西すごいやんけ…みたいな空気になったところで看守長登場。
龍太「早く部屋に戻れ」

 

コント

看守長の日常。舞台上に看守長だけ。看守長がダジャレ交じりで日常の様子を教えてくれる。超シュール。

龍太「今から俺の日常をお教えしよう」

龍太「この前和食屋に行ったんだ。頼んだものをひっくり返してしまった。わーショック」「こんな俺にも一発芸ができた。ギリギリでいつも生きてきたむろーりゅーたー」とか毎回2ネタ。

3つ目を言おうとしたところで看守の真鳥くんと古謝くんがでてくる。

真鳥「看守長!見学の方がお見えです。」
龍太「見学?まぁいい、通せ。」

見学者のちびたちと看守勢ぞろい。
わーって出てきて看守長を囲んで揉みくちゃにする見学者たち。

龍太「何をする!はなれろ!」

看守「はなれろ!」って言いながらちびとわちゃわちゃするみたいなのが2回。

古謝「見学の方に質問コーナーを設けたいのですが…」でちび3人がそれぞれ看守長に質問(という名の無茶ブリ)。質問は毎回変わります。

3人目の質問者河下「あのさぁ看守長!俺ら歌ったり踊ったりできるんやけど一曲見てかへん?ミュージックスタート!」

有無を言わせずハピラキを踊りだすちびたち。はじめは無関心だった看守たちも踊りだす。

龍太「おい!お前ら何をしている!」といいながら空気にのまれて看守長も踊る。

看守長「ここが俺の城であることを忘れるな」

 

ブランコ

大西の日記:8月20日。塀の外では戦争が始まるってみんな騒いでる。でもこんなかじゃ関係ない。俺らの小さな争いも戦争みたいなもんなんかな?みんなゆかいな仲間や!俺はここが好きや!」 

♪俺たちの楽園

各囚人たちと大西との日常。平和なシーン。大西と藤原がここで打ち解ける?


大西「何の本ですか?」
丈「お前には関係ない(お尻で移動)」
大西「本好きなんですか?」
丈「本は文句言わんからさあ」
大西「…星座の神秘」
丈「空見てみろ。これが夏の星座。見えるか?夏の大三角形!こと座とわし座とはくちょう座!で、これが三角定規」
大西「三角定規?」
丈「45°45°90°!底辺×高さ÷2!」
大西「……かしこいんですね」
丈「当たり前やろ。反政府運動のリーダーやったからさ(ドヤァ)」
大西「……綺麗ですね」
丈「俺たちが見てる星は何億光年も先の光なんや」
大西「…宇宙の神秘かぁ」
丈「星空が宇宙の神秘なら、人類の神秘って何か知ってる?」
大西(ぽかーん)
丈「俺の、美しさや」→音楽に合わせてエアピアノをする丈くん 

 

大西と赤チームトリオ。掃除をする赤チームトリオ。
大西「今日は3人が掃除当番か!いいなぁ」
正門「お前掃除好きなんか?」
「ごにょごにょごにょ」と内緒話をする三人。
正門「俺らと一緒やな!」
赤名「一緒やな!」
小島「一緒やな!でも、そこまで言うんやったら代わったるわ!」
赤名「代わったるわ!」
正門「代わったるわ!」
大西「えっでも掃除好きなんですよね?」
正門・小島・赤名「遠慮すんなって!」と箒を大西に押し付ける三人。
すると西畑が現れる。
西畑「大西、お前今日掃除当番ちゃうやろ?」
大西「あの三人が俺のために代わってくれて!」
正門・小島・赤名「うんうん」
西畑「へぇ~~え?お前ら掃除好きなんや?」
正門・小島・赤名「ぎくっ」
西畑「ほんなら大西、他人の楽しみを奪ってはいけません!」
正門・小島・赤名「やばいっ!」
西畑「それが人の道ってもんやからなあ」
正門・小島・赤名「もぉ~~~」

大西と向井。並んで食事をするふたり。
大西の分のごはんを次々奪っていく向井をおびえながらも見る大西。
向井「…なに」
大西「これどうぞ!」
向井「はぁ?俺はシャケのムニエルが嫌いやねん!お前は嫌いなもんないんか?」
大西「牛乳…」
向井「牛乳!??牛乳は体にいいから飲め!そうせな身長伸びひんぞ」

大西と大橋朝田リチャード。三人の様子をみる大西。
大橋「なぁ、淳弥と俺ってダチやんな!」
朝田「お、おお…」
大橋「カナちゃんと付き合ってた?」女の子の名前回替わり
朝田「まぁ付き合ってたけど
大橋「いつから?」
朝田「学校の最後の年から2年くらい」
大橋「淳弥が俺の1こ年上やから…時期かぶってるやん!」
朝田「二股やんけそれ!!」
リチャ「おいちょっと待った!今お話にあがっていたカナちゃんってのは、会いたくて会いたくて震えるカナちゃんでやんすか?」ここも毎回変わる
大橋・朝田「そやけど…」
リチャ「あっしの妹に手ぇ出しやがって…!」
大橋・朝田「ええー!」

夢の世界
ひとりで大西が俺たちの楽園を歌っていると西畑が登場。

西畑「俺の家族も歌が好きやってん。親が離婚するまでは一緒に暮らしてた兄弟がおんねん。」

大西「俺はここが好き!みんなが家族みたい!」

 

赤チームのダンスからの♪闇を突き抜けて

 

刑務所の日常

囚人がチーム別で温泉にはいる。

温泉に騒ぐ赤チームがうるさいのでリチャが赤チーム側に行ったり、大西が青チーム側に来たりわちゃわちゃ。

そして桶ダンスならぬバスタオルダンス♡「安心してください、履いてます」

 

お風呂から上がって着替えている間に今江から囚人へのの質問タイム。(各回3人ぐらい?)

 

看守長「お楽しみだったようだな。ところで向井、お前のベッドの下からはさみが見つかったそうだ。」

向井「そんなはずないやろ!」でも古謝看守が見つけたからと言って向井の言葉を聞かない看守長。

目の前で殴られる向井を見る囚人たち。囚人たちも看守に反抗的な態度をとったからという理由で痛めつけられる。

看守たちがはけるときに囚人にハンカチを差し出す今江だが、看守長に止められる。

 

大西「こんなんおかしい!」に「いつものことや」「あいつら適当に痛めつけて楽しんでるだけ」と諦めている囚人たち。

大西「あいつらおかしい!ずっとこんなとこおったらあかん!」

 

Rival~乱闘~脱獄計画

看守長室に呼ばれる西畑。

看守長が西畑に「お前が向井の罪を警察に言ったんやろ?だから向井は鑑別所に入った。そしてその間に母親が死んだ。母親の最期を看取ったのはお前なんやろ?だから向井は西畑を恨んでるんや」みたいなことを言って、向井と西畑の二人にボイラーの修理を命じる。

 

古謝が大西に西畑の弟が危篤だそうや。という嘘をつく。

さらに大西は看守が「模範囚やからって看守長は西畑を出す気が無いらしい」という話をしていたのを立ち聞きする。

看守長「気のいい大西は初めてできた友だちのためにどう動くかな?ゲームや!暇つぶしのゲームや!」

 

ボイラー室。

向井「お前のせいでお袋の最後の思い出が俺の逮捕になった。なんも知らんあの世に行ける予定やったのにお前のせいで…!」

西畑「なんでわからんねや!」

♪Rival

西畑「俺は向井を守り続けるよ家族やから」

向井「血のつながりをこんなに憎んだことはない。絶対許さへん。」

西畑「鑑別所に入ったら目が覚めるんじゃないかって思ったんや!」

 

西畑と向井が殴り合い。結果、向井だけが懲罰房に。西畑はお咎めなし。

その様子を陰で見ていた青チームが、西畑と看守長が繋がってるのでは?と疑い西畑を殴る。赤チームも加わり乱闘。

乱闘を大西が止め、西畑の弟が危篤だということと模範囚であってもここから出られないことを伝える。

大西「俺は西畑だけじゃなくてみんなを待ってる人の元へかえしたい!脱獄しよー!!!」

 

囚人たち(-向井)に詳細な脱獄計画を伝える大西。

大西「これでいけるやんな!」

大橋「ジョー、ほんまにいけるんか?」

藤原「確かに、可能性はある。」

朝田「ジョーが言うんやったらなんかいけそうやなぁ!」

藤原「ただみんなで力を合わせるんやったらな」

「もうここは我慢できひん。戦おう!」みたいな空気になる。

誰か「これで戦争も終わりや!」

藤原「もっとでかいもんが相手や。この刑務所と戦うぞ!」

 

もうすぐ刑期を終えることができるはずだと脱獄に乗り気じゃない西畑を説得する大西。

大西「だからそれは嘘やって!西畑がおらな意味ないから!争いのない世界にいこう!大事なはみんなが元の場所で暮らすことや!」

西畑「…分かった…」

大西「俺はみんなに出会えてよかった。だからみんなに脱獄してほしい。」

西畑「弟もあいつもみんなも俺が守るから。」

♪約束の歌

 

脱獄

看守長「ここはよい奴隷を作る場所や。ゲームスタート」

 

脱獄のためにそれぞれがやるべきことをやる。

大橋赤名がカギと看守の服制服を手に入れ、リチャ小島がブレーカーを落とし、藤原朝田正門が赤外線センサーのスイッチをオフにする。

 

藤原「今からめっちゃ面白いこというやつが来るんで、どっちに行ったか聞かれたらあっちって言ってください!」って最前のお客さんに頼むと、古謝が現れて一発芸☆

 

懲罰房で看守長から虐められる向井。

そこに次々とゲートが突破されたことを報告に来る看守。囚人を止められない看守たちを殴っていく看守長。しかし看守の中の一人が看守に変装した西畑で、西畑は向井を助け出す。

 

康二を抱えながら脱獄しようとする西畑と今江看守が対峙。しかしもっている笛を吹かずに二人を見逃す今江。

二人が去った後その様子を見ていた看守長に殴られる今江。看守長「友情とは美しいものだな」←???

末澤看守が現れ、看守長に「これが正義なんですか?これが自分たちの仕事なんですか!?」と問う。

 

看守長が拳銃の使用を許可し、場合によっては殺してもいい。ここのルールは俺だということを全員に伝える。

 

囚人が集合し、最期のゲートを突破すれば出られるところまで来たもののゲートは開いておらず、看守たちに囲まれる。

藤原「この最後のゲートを抜けたら自由や!」

しかし大西がいないことに気付く囚人たち。前を見ると大西がゲートを開けることができるところにいる。看守たちに見つかるし危ないので西畑もそこへ向かう。もうすぐ出られる!というところで看守長が大西を撃つけど大西をかばって撃たれる西畑。

 

西畑が死んだのは俺のせいだと言う大西に、向井は「お前のせいじゃない。大吾は仲間を守ったんや。弟には俺がおるから大丈夫。」

♪あいつの分も生きる

 

看守長「俺が体をはって脱獄を食い止めた。今江と末澤はクビや。」

今江「あいつら根はいい奴なんです!」

看守長「あいつらは屑や。世の中にいたらあかん。」

思わず看守長に殴りかかる今江。するとそこに外部の警察(福福)が現れる。末澤が一連の騒動を内部告発し、看守長が連行されることに。

看守長「俺は戻ってくる・ここは俺の城や。あいつらも外の世界の方が地獄やってことがすぐわかるよ」

 

1ヵ月後

1ヵ月後、全員の刑期満了。

大西はもう少し西畑のそばにいたいからここに残ることに。他のみんなは出ていくけど忘れへんぞだいご!

♪君にこの歌を

ENDING

塀の外の世界へ行く少年たち。見送る今江と末澤。

末澤「塀の外にはもっとつらい現実が待ってるかもしれん。けど前向きに生きろ」

たくさんの新入りが入ってくる。新入りに日記を託す大西←???

少年たちが西畑に一言ずつ言葉を伝えて出ていく。

 

台詞とかニュアンスだし、聞き取れてないとか聞き逃してるところもあるけど大体こんな感じ?私が勘違いして受け取ってるところとかあったら教えてください\(^o^)/

整理してみてわかったけど、ますますハテナでいっぱい\(^o^)/

私の疑問は、

 

  • 西畑と向井の家族関係がいまひとつ分からん!離婚してお父さんが亡くなった時、弟は訳も分からず泣き続けていたって言ってたから物心つく前ってこと?だとしたら弟は康二のことを覚えていないのでは?
  • なんで鑑別所にいたはずの康二が、お母さんを西畑くんが看取ったこと知ってんの?
  • 朝田くんの罪とは
  • 大橋と朝田はなんでそんなに丈くんを慕ってるのか
  • 「お前みたいにおつむの弱いやつには分からんよ」とか他の人(朝田?)もしくは頭の悪い人を見下してるのかなって思うけど、星に興味を持ってくれた大西には心を開いたの?だから脱獄に参加するの?
  • 大西が「そとは戦争や」とか言うから、大西は戦争の実情を知っていて、戦争だから会えるうちに家族や友人に会うべきだと考えて脱獄しようって言ったのかと思いきや、「争いのない世界へ!俺たちの手で!脱獄しよう!」って言うからよくわからん
  • 看守長「美しい友情だな」「俺はまた戻ってくる」←???
  • 看守に虐げられる日々から脱したい+大西のまっすぐさとか素直さに絆されて脱獄しようとしたのかな?なんでそんなに脱獄したいかがあまり伝わってこない気がする…
  • どうしても戦争のことを考えて、塀の外に出ても幸せになるとは限らないしむしろ不幸だと思ってしまうよ…。10年後とかの描写が無いから救いようがないよぉ…
 
まぁ少年たちにとって塀の中が全てで、喧嘩とか看守からの暴力から逃れたい!って思うから脱獄するんだよね。でも外の世界が戦争だから、出てもバッドエンドしか思い描けない戦争を知っている大人な私が観るとつらいなーって話です。
いろいろ考えさせられるので、咀嚼するのがんばろう。ハテナでいっぱいっていうかハテナがあってこそみたいなところあるし、それを楽しみにしてるみたいなところあるから詰まるところ舞台って楽しいよね!