おなじゆめをみて

主に丈一郎くんと関西Jr.についての覚え書き

2020年を率直に振り返ってみる

「キラキラした10代は、あっという間に終わる。この先の人生は簡単じゃないし、甘くもない。そんなことは分かっている。でも、ここで自由の本当の意味を知った。こんな仲間との思い出がある限り、俺たちは無敵だ。」


メンズ校最終話。最後の牧のモノローグ。ありふれていてチープな言葉だけど、だからこそ青くて清らかで気高く感じました。結成して二年間、全力で走り続けているなにわ男子にもオーバーラップするような気がします。

なにわ男子が七人全員で主演を務める連続ドラマ「メンズ校」は、当初7月から放送が始まる予定でした。それがウイルスの感染拡大により撮影がずれ込んで、10月からのスタートとなったのです。真夏に海の近くのまちで撮影することとなった七人は、夏休みを終えた小学生の子どもみたいに真っ黒になって一皮むけて帰ってきました。


2020年はいろんなことが思うようにいかなくて、もうどうしようもなかったね。結成からずっと走り続けていたなにわ男子も、ブレーキをかけざるを得なかった。年明けの全国ツアーの追加公演と関ジュの京セラがあって丈くんたちは舞台もあったけどそこでぷっつり途切れてしまった。春の両国も夏のアリーナツアーも、他にも発表されているものもいないものもあったと思うけど、メンズ校の撮影も含めいろんなことが予定通りにできませんでした。

撮影と並行して夏の関西ジャニーズの配信コンサートもありました。万博公園で全員集合と、松竹座でそれぞれのユニットでの公演。万博公園の方はブログにも書いた(Johnny's Dream IsLAND 2020→2025 〜大好きなこの街から〜(7/28) - おなじゆめをみて)けど、こうして縦割りでのコンサートを見られて嬉しかったし、お祭りみたいで楽しかったです。
松竹座でのなにわちゃんの配信は、8月末に両国の振替公演を客入れで行う予定がどうなるか分からない状況で作ったからということもあったのか中途半端なコンサートだと思った。配信だからなにわ男子を始めて見る人がいることを想定して最初にオリジナル曲をメドレーで歌い、夏の曲を歌い、両国でやる予定だった曲もやる。ひとつひとつは楽しいけどブロックごとの繋がりが弱くて個別に浮いているみたいな感覚で、その8月末のコンサートが中止になってしまったこともあり消化不良感が拭えませんでした。

そんな中で11月に配信でのコンサートが行われると発表されました。両国でやるはずだったコンサートをやると言います。もう実際に会場で見ることは叶わなくなったんだという悲しさと、見ることができて嬉しいという気持ちと。配信になることで実際どれくらいセトリが変わったのか分からないけど、これがとっても楽しくてなにわ男子の良さを改めて感じることのできるコンサートでした。これはやっぱりブログに残しておきたいので他で書きます。丈くんのソロ曲を見ることができたのが嬉しくて泣いてしまったりしたんでした。私でさえ長かったなと思うんだから、丈くん自身も昔から応援されている同担もこの道は長かったろうと思います。とってもかっこよくて、24歳のなにわ男子の最年長である丈くんだからできるソロ曲でした。


コンサートは続々と中止になっていくけど、2020年もメディアへの露出がたくさんあった一年でした。ドラマにバラエティにスポーツ番組に音楽番組にラジオに各種雑誌、映画に出るメンバーもいた。CMも決まったね。なにもない日は数えるくらいしかなかったんじゃないかという気さえします。ジャニーズJr.ってなんなんだろうと毎日思っているけど、でもやっぱり私はなにわちゃんがCDデビューにこだわっていることを拠り所としているのかもしれない。

嵐の活動休止がいよいよそこまで迫っている。番組で昔を振り返る様子を見ていると、「嵐のように国民的アイドルになりたい」と言う丈くんを思い出してえも言われぬ気持ちになります。
最近アイドルという職業の素晴らしさや貴さは消費者として身をもって感じているけど、消費者にしかなれないからこそアイドルを取り囲む環境の暴力性みたいなものとのギャップにどう折り合いをつけて行くべきか分からなくなっているのです。でも「嵐のように国民的アイドルになりたい」と言葉にしてくれるから、とりあえず今のところはそれを目指して歩いていくなにわちゃんを応援していきたいなと思っています。

2021年はどうなっていくのかわかりませんが、個人的には楽しくのんびりマイペースにやっていきたいと思います。このブログとしてはとりあえず#AOHARUの感想を書きたいです。それではみなさま良いお年を!